ポンコツ主婦の奮闘記

専業主婦なのに家事全般苦手?!旦那さんと2人の娘との生活を綴っています。日々戦争です。

妊娠しづらいって言われた時

本日は少しナイーブな話を。

 

私は独身時代、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)と診断されました。

まずはその経緯から。

  1. 腹痛。熱も頭痛もなく、お腹に鈍痛がある。
  2. とりあえず、内科へ。医者に月経について聞かれ、少し遅れている事を話すと婦人科を勧められる。
  3. 人生初の婦人科へ。
  4. 卵巣嚢腫が発覚。

簡単に説明するとこんな感じです。

卵巣嚢腫と言う単語自体、この時初めて知りました。24の時です。ただわかったことは、先生に

「妊娠しづらい体です。妊娠を考える時期になったら病院に通ってください。」

そう言われたことだけです。

そもそも卵巣嚢腫ってご存知ですか?簡単に説明すると、子宮内膜症が卵巣にできてしまうものです。生理の時に出血が多くなったり月経にかかわらず私のように腹痛がでる人もいます。不妊が主な症状です。進行すると卵巣がんにかかる可能性も大きくなると先生からは説明されました。

 

20代後半で結婚し、1、2年したら子供を数人産んで、あたふたしながらも平凡な人生を送るんだろうな・・・・。漠然とそう思っていました。それなのに、子どもが産めないかもしれない?癌になる可能性もある?頭が真っ白になりました。

 

当時すでに旦那さんと交際していました。婦人科に行く話もしていたのでもちろん「どうだった?」と聞かれました。隠していても仕方ありません。正直に話しました。その時、旦那さんはこう言ったのです。

「へーそうなんだ。まあ、なんとかなるよ。別に深く考えることないってー。」

 

・・・・・。あのね、子ども産めないかもしれないんだよ?癌の可能性だって出てくるかもしれないんだよ?!もう少しよく考えてよ!!

っと私はキレ気味にいいました。この人、私との将来は考えてないのかな。もう別れちゃおうとか思ってるのかな。そう思いました。しかしそんな私に彼はこういったのです。

「だって、俺子ども出来ないと思ってないし。気合で作るから大丈夫。癌だって内膜症が大きくなってからの事でしょ。それまでに手術してとっちゃえば、内膜症自体完治できるんでしょ。早期発見できて良かったじゃん。」

 

なんてポジティブなんでしょう。気合で作る?何を言ってるんだろう。そう思うのは私だけではないと思います。

 

しかしこの後すぐ私は妊娠します。

「ね。妊娠したでしょ。だから言ったじゃん。」

旦那にそう言われた時、私はこの人と結婚して良かったなっと思いました。

楽観的。結果論であって何かしたわけじゃない。運が良かっただけじゃん。

そんな風に思う人もいるでしょう。でも不妊治療をやめた後妊娠した人がたくさんいるのも事実です。それって気持ちの問題もあるんじゃないかなって非科学的な事を思ってしまう私がいます。もちろん不妊治療を否定するつもりはありません。ここで私が伝えたいのはママもパパも夫婦でリラックスしてほしいという事です。

赤ちゃんできないことでストレスがたまることもたくさんあると思います。つらいと思います。それでも二人でリラックスした気持ちをもってください。たくさん笑って生活してください。旦那さん、ストレスを感じているであろう奥さんの気持ちに敏感に反応してあげてください。ただただ寄り添ってほしい人、愚痴をきいてほしい人、色々だと思います。私の場合は、さらっと流して、ただ笑い飛ばしてもらいました。不妊に対する考えを軽くしてくれました。ほんとに感謝です。

 

まとまらない文章で申し訳ありません。でもこの気持ちが少しでも少しでも伝わるといいなと心から思っています。

 

ご覧いただきありがとうございました。